テクラ・ユニェヴィチ(Tekla Juniewicz、1906年6月10日 - 2022年8月19日[1])は、ポーランドのスーパーセンテナリアン。グリヴィツェ在住だった長寿の女性。ポーランドの歴代最高齢人物で[2]、検証されたポーランドの人物として初めて112歳から116歳の誕生日を迎えた人物でもある。存命中はリュシル・ランドンに次ぎヨーロッパ、並びに世界第2位の高齢者であった[3]。
人物
1906年6月10日、オーストリア・ハンガリー帝国(現在のウクライナ西部)クルプスコ(ポーランド語版)に生まれる[4]。父親は作家で、カロル・ランコロンスキ(英語版)のために働いていた[5]。母親のキャサリンは第一次世界大戦の最中、30歳で亡くなっている[6]。8歳の頃に発疹チフスを患ったが抗生物質3錠の服用で回復したという[3]。。1928年に出生した子供は2016年に没したが、1929年に産んだ子供は2021年6月現在も存命中である[6]。1945年、2週間にわたる列車の旅ののち、ポーランドのグリヴィツェに住む[7]。夫は鉱山で働くこととなった[6][8]。
103歳までグリヴィツェの自宅に1人で暮らし[7][9][10]、その後は孫らとともに生活していた[6]。111歳と113歳の時に胆管の手術を受けこともあった[7]。
2019年6月の113歳の誕生日の際は、ポーランド首相のマテウシュ・モラヴィエツキから祝辞を受け取ったという。また同年8月には首相自ら自宅を訪問した[8]。2021年6月の115歳の誕生日には人生で初めて小さい子供を抱いたという[10]。死去視点では5人の孫、4人のひ孫がいた[3]。
長寿記録
外部リンク
2020年、114歳のユニェヴィチ - YouTube
脚注
関連項目