ダンコ・ラゾヴィッチ(Danko Lazović, セルビア語: Данко Лазовић, 発音: [dâːŋko lâːzoʋitɕ]、1983年5月17日 - )は、セルビア・ベオグラード出身の元同国代表のサッカー選手。ポジションはFW(CF、LWG)。
経歴
生まれ故郷のFKラドニチュキ1923のユースチームでキャリアをスタートした。2000年からFKテレオプティクに所属し、翌年に移籍したパルチザン・ベオグラードでは3シーズンで60試合に出場して20得点し、大きな成功を収めた。2003年夏に移籍金700万ユーロでエールディヴィジのフェイエノールトに移籍し、2003-04シーズンは11得点を挙げたが、2005年にバイエル・レバークーゼンにレンタル移籍に出された。バイエル・レバークーゼンには腰を落ち着けず、2006年1月に半年の契約で古巣パルチザン・ベオグラードにレンタル移籍し、リーグ戦で5得点と上々の結果を残した。
2006年夏、移籍金150万ユーロでフィテッセに移籍した。フィテッセではフェイエノールトファンが放出を悔しがるような活躍を見せ、リーグ得点王の有力候補となった。最終的に19得点し、得点ランキングの6位に名を連ねた。2007年夏、移籍金660万ユーロの5年契約でPSVアイントホーフェンに移籍し、わずか1シーズンでフィテッセを離れることになった。PSVアイントホーフェンでは前シーズンにパトリック・クライファートが背負っていた背番号9を身につけている。2008-09シーズンはフーブ・ステフェンス監督と対立したこともあったが、2009-10シーズンはレギュラーに定着し、前半戦のみで二桁アシストを記録するなど、チームに欠かせない選手となった。10月17日のSCヘーレンフェーン戦では決勝点を決めた。2010年3月3日、移籍金500万ユーロ(約6億円)でFCゼニト・サンクトペテルブルクに移籍。フレット・ルッテン監督はラゾビッチの放出を拒んだが、経営陣は売ることを選択。ラゾビッチ自身も移籍に意欲的だった。
ゼニトを退団後、2014-15シーズンは古巣であるパルチザンでプレー[1]。2015年2月16日、中国甲級の北京八喜足球倶楽部に移籍した[2]。
代表歴
タイトル
- クラブ
- パルチザン・ベオグラード
- PSVアイントホーフェン
- FCゼニト・サンクトペテルブルク
脚注
外部リンク