ダノンネーションズカップ(英: Danone Nations Cup)は、10歳から12歳までの小学生年代(U-12年代)のを対象とした国際サッカー連盟(FIFA)公認の国際サッカー大会である。
概要
それぞれの国内大会を勝ち上がった各国の代表チームが一堂に会して、U-12年代の世界一チームを決める。世界各地で行われる予選会(日本の場合はダノンネーションズカップ in JAPANで2004年から開催)で優勝したチームが出場する。元フランス代表で現レアル・マドリード監督のジネディーヌ・ジダンが大会アンバサダーを務めている。フランスに拠点を置く食品メーカー「ダノン」が冠スポンサーであることから開催地はフランスで固定されていたが、現在は各国で持ち回り開催となっている。
開催方式
3日間かけて開催され、初日は予選リーグが行なわれ、4チームずつが8グループに分かれて総当たり戦が行われる。各グループ上位2チームが上位トーナメント、下位2チームが下位トーナメントに進出する。予選は前後半10分ずつで行なわれ、その間に3分間のインターバル(ハーフタイム)がある。2日目はトーナメント方式で1チームあたり3試合が行われ、勝ったチームが別のトーナメントで勝利したチームと、負けたチームが別のトーナメントで敗退したチームと対戦していく。最終日は順位決定戦となり、最後に勝ち抜いたチームで決勝戦が行なわれる。トーナメントおよび順位決定戦は前後半の区別がなく20分通しで行われ、インターバルはない。その他のルールは8人制サッカーに準ずる。
結果
男子
年度 |
決勝戦会場 |
優勝チーム |
準優勝チーム |
日本代表チーム |
成績
|
2000 |
パリ, パルク・デ・プランス |
フランス |
トルコ |
- |
-
|
2001 |
レユニオン |
オランダ |
U-13日本選抜 |
18位
|
2002 |
アルゼンチン |
オランダ |
U-12日本選抜 |
7位
|
2003 |
南アフリカ共和国 |
ポルトガル |
U-12日本選抜 |
13位
|
2004 |
スペイン |
スイス |
ヴェルディジュニア |
11位
|
2005 |
リヨン, スタッド・ジェルラン |
ロシア |
トルコ |
柏レイソルU-12 |
9位
|
2006 |
レユニオン |
スイス |
柏レイソルU-12 |
6位
|
2007 |
南アフリカ共和国 |
フランス |
ヴェルディジュニア |
7位
|
2008 |
パリ, パルク・デ・プランス |
フランス |
ロシア |
川崎フロンターレU-12 |
10位
|
2009 |
ヨハネスブルグ, オーランド・スタジアム |
南アフリカ共和国 |
スイス |
川崎フロンターレU-12 |
4位
|
2010 |
メキシコ |
ウルグアイ |
川崎フロンターレU-12 |
5位
|
2011 |
マドリード, サンティアゴ・ベルナベウ |
ブラジル |
タイ |
川崎フロンターレU-12 |
9位
|
2012 |
ワルシャワ, 国立競技場 |
韓国 |
日本 |
レジスタFC |
2位
|
2013 |
ロンドン, ウェンブリー・スタジアム |
フランス |
ブラジル |
横浜F・マリノスプライマリー |
3位
|
2014 |
サンパウロ, コリンチャンス・アレーナ |
日本 |
パラグアイ |
横河武蔵野FCジュニア |
優勝
|
2015 |
マラケッシュ スタッド・ド・マラケシュ |
モロッコ |
メキシコ |
川崎フロンターレU-12 |
9位
|
2016 |
サン=ドニ, スタッド・ド・フランス |
ドイツ |
日本 |
ヴァンフォーレ甲府U-12 |
2位
|
2017 |
レッドブル・アリーナ |
メキシコ |
アルゼンチン |
柏レイソルU-12 |
13位
|
2018 |
- |
- |
- |
江南南サッカー少年団 |
-
|
2019 |
バルセロナ, RCDEスタジアム |
メキシコ |
スペイン |
ヴァンフォーレ甲府U-12 |
11位
|
2020 |
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女子
関連項目
外部リンク