タゾバクタム
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IUPAC命名法による物質名 |
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- (2S,3S,5R)-3-methyl-7-oxo-3-(1H-1,2,3-triazol-1-ylmethyl)-4-thia-1-azabicyclo[3.2.0]heptane-2-carboxylic acid 4,4-dioxide
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データベースID |
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CAS番号
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89786-04-9 |
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ATCコード |
J01CG02 (WHO) |
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PubChem |
CID: 123630 |
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DrugBank |
EXPT03012 |
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ChemSpider |
110216 |
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UNII |
SE10G96M8W |
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KEGG |
D00660 |
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ChEMBL |
CHEMBL404 |
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化学的データ |
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化学式 | C10H12N4O5S |
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分子量 | 300.289 g/mol |
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- O=S2(=O)[C@]([C@@H](N1C(=O)C[C@H]12)C(=O)O)(Cn3nncc3)C
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- InChI=1S/C10H12N4O5S/c1-10(5-13-3-2-11-12-13)8(9(16)17)14-6(15)4-7(14)20(10,18)19/h2-3,7-8H,4-5H2,1H3,(H,16,17)/t7-,8+,10+/m1/s1
- Key:LPQZKKCYTLCDGQ-WEDXCCLWSA-N
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タゾバクタム(略号:TAZ, 英語:tazobactam)とは、細菌のβ-ラクタマーゼ阻害薬のひとつである。大鵬薬品工業が開発した。これはβ-ラクタム系抗生物質であるピペラシリンと配合剤として、製品名タゾシンやゾシン、セフトロザンとの合剤がザバクサとして販売されている。(タゾシン・ゾシンは大鵬薬品が製造販売元、大正富山医薬品が発売。ザバクサはMSDが製造販売。)[1]ゾシンは海外ではワイス(現ファイザー)が先行して発売した。日本においても単独の薬剤としては販売されていない。これはβ-ラクタマーゼを産生する抗生物質耐性菌に対して効果をもつ。
脚注
関連項目
外部リンク