セントルイス美術館(Saint Louis Art Museum)はミズーリ州セントルイス市フォレスト・パーク(英語版)にある美術館。
沿革
セントルイス美術館の歴史はセントルイス・ワシントン大学の一部であるセントルイス・スクール・アンド・ミュージアム・オブ・ファイン・アート(the Saint Louis School and Museum of Fine Arts)として1881年より始まる。建物は1904年のセントルイス万国博覧会のために建てられたものである[1]。1909年よりワシントン大学から分割されてシティ・アート・ミュージアムとなる[2]。
コレクション
ヨーロッパ絵画の中にはティツィアーノ、バルトロメオ・マンフレディ、ジョルジョ・ヴァザーリ、ティントレット、エル・グレコ、ジョシュア・レノルズ、レンブラント、ジャン・シメオン・シャルダン、フランソワ・ブーシェ、ジョン・マーティン等を所蔵。近代絵画からはギュスターヴ・モロー、ジャン=フランソワ・ミレー、ポール・セザンヌ、エドガー・ドガ、マックス・ベックマン、ポール・デルヴォー、マックス・エルンストなどを見ることが出来る。また、ジョージ・ケイレブ・ビンガムをはじめとするアメリカ絵画も有している。彫刻にはオーギュスト・ロダン、ヘンリー・ムーアなど。現代デザインには、吉岡徳仁のHoney-pop。
ギャラリー
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ジョルジョ・ヴァザーリ:
Judith and Holofernes,1554年
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エル・グレコ:
St. Paul,1598年-1600年
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ピーテル・クラースゾーン,
Still Life, 1643年
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フランス・ハルス,
Portrait of a Woman, 1650年–1652年
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ジョン・マーティン『忘却の水を探し求めるサダク』1812年
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エドゥアール・マネ,
The Reader, 1861年
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ロバート・ヘンライ:
Portrait of Carl Gustav Waldeck, 1896年
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ジャン=エティエンヌ・リオタール:
Portrait of a young woman 18世紀
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フィンセント・ファン・ゴッホ:
Stairway at Auvers, 1890年
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ホアキン・ソローリャ:
Bajo el toldo, Zarauz,1910年
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エルンスト・ルートヴィヒ・キルヒナー:
Portrait of a Woman,1911年
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ホレイス・ピピン:
Sunday Morning Breakfast,1943年
参照
- ^ Saint Louis Art Museum Handbook of the Collection (2004), p. 8
- ^ Saint Louis Art Museum Handbook of the Collection (2004), p. 10
外部リンク