ステファン・ムゴシャ(Stefan Mugoša, セルビア語: Стефан Мугоша, 1992年2月26日 - )は、モンテネグロ・ポドゴリツァ出身のプロサッカー選手。Kリーグ1・仁川ユナイテッドFC所属。ポジションはフォワード。モンテネグロ代表。
Kリーグ時代の登録名はムゴサ(ハングル: 무고사)[3]、Jリーグ時代の登録名はステファン・ムゴシャ[4]。
経歴
地元ポドゴリツァのFKブドゥチノスト・ポドゴリツァ下部組織から、2009年にプルヴァリーガ(1部リーグ)に所属する同クラブトップチームへ昇格。2010年末にはモンテネグロサッカー協会からの特別賞を受賞した[5]。
2013年限りでブドゥチノストを退団し、同年6月にJリーグ・FC東京の練習にテスト参加[2]。正確なポストプレーなどで上々の評価を得たものの契約はまとまらず[6]、FKムラドスト・ポドゴリツァへ移籍した。2013-14シーズンのリーグ得点王に輝いた。
2014年、2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)の1.FCカイザースラウテルンに加入[1]。契約期間は2017年6月末まで[1]。
2015年1月、FCエルツゲビルゲ・アウエへレンタル移籍[7][8]。
2015年8月、TSV1860ミュンヘンと3年契約を締結[9]。2017年に同クラブを退団した。
2018年1月、Kリーグ1・仁川ユナイテッドFCに移籍した。2019年1月には仁川ユナイテッドとの契約を2021年まで延長した[10]。2019年9月1日、蔚山現代FC戦でハットトリックを達成した[11]。
2022年6月30日、Jリーグのヴィッセル神戸へ完全移籍加入することが発表された[12]。7月16日、カシマスタジアムで行われたJ1リーグ第22節・鹿島アントラーズ戦で89分に汰木康也と代わって出場し、Jリーグデビューを果たした。低迷するチームの起爆剤となる活躍が期待されたが、なかなか本調子に恵まれなかったことや、プライベートでの諸事情[13] 等もあり加入初年度はリーグ戦出場は5試合85分間にとどまった。
2023シーズンは、チームは昨季と違い好調だったが、ワントップの大迫勇也がスタメンで活躍していたため出番に恵まれずシーズン途中の7月10日に古巣の仁川ユナイテッドFCへ復帰することが発表された[14]。
所属クラブ
個人成績
代表歴
出場大会
試合数
モンテネグロ代表 | 国際Aマッチ |
年 | 出場 | 得点 |
2015 |
7 |
0
|
2016 |
5 |
0
|
2017 |
6 |
2
|
2018 |
7 |
4
|
2019 |
6 |
4
|
2020 |
4 |
1
|
2021 |
4 |
0
|
2022 |
4 |
4
|
通算
|
43 |
15
|
ゴール
タイトル
クラブ
- ブドゥチノスト・ポドゴリツァ
- シェリフ・ティラスポリ
個人
- プルヴァ・ツルノゴルスカ・フドバルスカ・リーガ 得点王 (2013-14)
- モンテネグロサッカー選手年間最優秀選手 (2019)
脚注
関連項目
外部リンク