ジュスティン・バイロー(Justin Bijlow,1998年1月22日 - )は、オランダ・南ホラント州ロッテルダム出身のサッカー選手。フェイエノールト所属。オランダ代表。ポジションはGK。
バイローは、アマチュア部門を経てフェイエノールトのプロ部門のユースに加入。2016年にトップチームに昇格。2017年8月13日のエールディヴィジ・FCトゥウェンテ戦(2-1勝利)で怪我のブラッドリー・ジョーンズとケネト・フェルメールの代役としてトップチームデビューした。このシーズン、フェルメールが長期離脱したことでバイローは第2GKとしてベンチに座り、シーズン終盤にはリーグ戦の4位が確定したことでスパルタ・ロッテルダム戦、SCヘーレンフェーン戦でフル出場する機会を得ると、ヘーレンフェーン戦ではアルベル・ゼネリのPKを止めるなど、バイローは将来性のあるGKとして高い評価を受けるだけでなく、低調なシーズンだったジョーンズに代わる第1GK候補として頻繁に名前を挙げられる存在となった。
自身も「第1GKを目指す」と公言して[1]臨んだ新シーズンの前の2018年夏のプレシーズン、フェルメールがリハビリ期間中、ジョーンズが2018 FIFAワールドカップ参加で不在だったため、チャンスを得たバイローはトレーニングと練習試合で好印象を残し、最終的にブラッド・ジョーンズが移籍したこともあり、監督ジョバンニ・ファン・ブロンクホルストはヨハン・クライフ・スハール前の会見でバイローが第1GKと認めた。8月4日に行われたPSVとのヨハン・クライフ・スハールではPK戦で2度PKをセーブし、第1GKとして初の公式戦でチームをタイトルに導いている[2]。
2021年9月1日、カタールW杯欧州予選のノルウェー代表との試合で代表デビューを果たした。
2022年10月21日、カタールW杯に向けた予備登録メンバーの1人に選ばれた[3]。その後、11月11日に発表された登録メンバーにも無事に選出され、自身初のワールドカップを迎えることになった[4]。本大会はアンドリース・ノペルトが正GKを務めたため、自身の出場は無かった。