シンハリーズ(欧字名:Singhalese、2002年3月3日 - )は、イギリスで生産された競走馬、繁殖牝馬[1]。
2005年のデルマーオークス(G1)を制したほか、引退後は日本で繁殖牝馬となり、2016年の優駿牝馬(オークス、GI)を制したシンハライトなど3頭の重賞勝ち馬を輩出した。
競走馬時代
2歳時に4戦1勝の戦績を残し、3歳となる2005年は重賞戦線で好走。G1初出走となるアメリカンオークスでは日本から出走してきたシーザリオの3着に敗れるも、次走1着を挟んで出走したデルマーオークスを制しついに重賞およびG1初制覇を果たした。その後、G3パッカーアップステークスに出走し2着、クイーンエリザベス2世チャレンジカップステークスでは7着に敗れ、翌2006年の1戦で敗れたのを最後に現役を引退した。
繁殖牝馬時代
引退後は社台グループの吉田勝己に売却され、日本のノーザンファームで繁殖牝馬となった。すると、2年目の産駒であるアダムスピーク(父ディープインパクト)が2011年のラジオNIKKEI杯2歳ステークスを制し[3]、早くも産駒の初重賞制覇を果たした。さらに、2016年にはアダムスピークの全妹シンハライトが優駿牝馬を制し[4]、産駒のGI級競走およびクラシック競走初制覇を達成した。
繁殖成績
エピソード
- 活躍産駒のシンハライトは6戦5勝、桜花賞のみ2着という戦績で現役を終えたが、オークス制覇を含む6戦5勝、敗れた1戦が桜花賞2着というのは、シンハリーズがアメリカンオークスで敗れたシーザリオの戦績とも一致する[18]。
血統表
脚注
注釈
出典
外部リンク