シュウカイドウ科
Begonia corallina f.'President Carnot'
分類 (APG III )
学名
BegoniaceaeC.Agardh (1824 )
属
本文参照
シュウカイドウ科 (シュウカイドウか、秋海棠、Begoniaceae)は双子葉植物 の科 のひとつで、ベゴニア などを含む、球根 性の草本が多い。2属 少なくとも2000種 がある。葉 は左右非対称、子房下位 で、果実 には3翼があり、種子は1mlあたり数千粒もある微細種子 である。
分布
旧熱帯 、新熱帯 双方の、亜熱帯 から熱帯 に広く分布しており、多様性の中心はアメリカ 熱帯である。
分類
2属とするときには、シュウカイドウ属 (Begonia ) とハワイ に固有 のHillebrandia にする。
5属にするときには他にSymbegonia , Begoniella , Semibegoniella を認める。
APG植物分類体系 ではウリ目 に属する。クロンキスト体系 ではスミレ目 に属させたが、ウリ科 もスミレ目に属していたので、ウリ科との近縁性はAPG体系と同様である。
利用
ベゴニア は、種間雑種 ができやすく、四季咲きベゴニア 、球根ベゴニア 、レックスベゴニア など多彩な栽培品種が作出されている。
シキザキベゴニア 、球根ベゴニア 、木立性ベゴニア 、クリスマスベゴニア 、レックスベゴニア 抔、多くの系統がある。
植物体にはシュウ酸 を含むため一般には食用にされないが、なぜか「美味な」という意味のdeliciosa、「食べられる」という意味のedulisと種小名がついたものがある。
外部リンク
Begoniaceae in Stevens, P. F. (2001 onwards). Angiosperm Phylogeny Website Version 7, May 2006 [and more or less continuously updated since].
Begoniaceae in Watson, L., and Dallwitz, M.J. 1992 onwards. The families of flowering plants : descriptions, illustrations, identification, and information retrieval. Version: 29th July 2006.
The Begonia Resource Centre , the Royal Botanic Garden Edinburgh, Sept. 7, 2021.