シナネンホールディングス株式会社 (SINANEN HOLDINGS CO., LTD.) は、日本の持株会社。東京証券取引所プライム市場に上場している。
傘下のシナネン株式会社は、石油製品・LPガスの販売などを行う総合燃料商社であり、シナネン石油株式会社は、コスモ石油・出光興産・ENEOSの3つのブランドでガソリンスタンドを運営している。
社名のシナネンは「品川燃料」が由来である。
沿革
- 1927年(昭和2年)4月11日 - 合資会社電興無煙炭商会を設立。
- 1929年(昭和4年)8月 - 東京無煙炭株式会社に改組。煉炭の製造・販売を開始。
- 1934年(昭和9年)4月25日 - 品川豆炭株式会社(現在のシナネンホールディングス株式会社)設立。豆炭などの製造・販売を開始。
- 1936年(昭和11年)5月 - 品川豆炭株式会社から品川燃料株式会社に商号変更。
- 1937年(昭和12年)3月 - 品川燃料株式会社が東京無煙炭株式会社を合併。
- 1953年(昭和28年)
- 1月 - 石油製品・器具の販売を開始。
- 10月 - 日本煉炭工業株式会社を合併。煉炭の製造販売を拡大。
- 1954年(昭和29年)6月 - LPガス・器具の販売を開始。
- 1963年(昭和38年)1月 - 東京証券取引所第二部に上場。
- 1965年(昭和40年)10月 - ハイネン産業株式会社(後の品川ハイネン株式会社、現在のシナネン株式会社)に資本参加。
- 1983年(昭和58年)9月 - 東京証券取引所第一部に指定替え。
- 1989年(平成元年)4月 - シナネン石油株式会社を設立。
- 1998年(平成10年)4月 - 品川燃料株式会社からシナネン株式会社(初代)に商号変更。
- 2005年(平成17年)4月 - シナネン関東ガス販売株式会社(2010年(平成22年)にミライフ株式会社へ商号変更)が関東圏のLPガス小売事業を統合。
- 2015年(平成27年)
- 4月 - 小売事業会社を地域別に再編し、ミライフ株式会社・ミライフ東日本株式会社・ミライフ西日本株式会社とした上で、最終顧客を個人とする事業(BtoC事業)を会社分割し各社に承継[2]。
- 10月 - 持株会社体制に移行。法人顧客を対象とする事業(BtoB事業)を品川ハイネン株式会社に会社分割により承継。シナネン株式会社(初代)はシナネンホールディングス株式会社に、品川ハイネン株式会社はシナネン株式会社(2代)に、それぞれ商号変更[3][4][5]。
グループ企業
エネルギーソリューション事業
エネルギー卸・小売周辺事業
- ミライフ株式会社
- ミライフ東日本株式会社
- ミライフ西日本株式会社
- 日高都市ガス株式会社
- 株式会社シナネンひまわりサービスセンター
- 株式会社シナネン・オートガス
- 株式会社エナジック関東
非エネルギー及び海外事業
- シナネンサイクル株式会社
- シナネンモビリティ+株式会社
- シナネンエコワーク株式会社
- 株式会社シナネンゼオミック
- 株式会社ミノス
- 株式会社インデス
など
脚注
注釈
- ^ 株式会社ロジトライホールディングス(ミツウロコグループ)、ミライフ株式会社、三ッ輪産業株式会社、三愛石油株式会社、橋本ホールディングス株式会社の合弁[6]。
出典
外部リンク