サラゴサ大学(スペイン語: Universidad de Zaragoza)は、スペイン・アラゴン州サラゴサに本部を置く公立大学。1542年に創設された、スペイン有数の歴史を持つ大学である。アラゴン州唯一の公立大学であり、アラゴン州の3県すべてにキャンパスを置いている。22の学科で40,000人以上の学生が学んでいる。
後にアラゴン王となるフェルナンドの請願によって、1474年にローマ教皇シクストゥス4世から認可を受け、この学校は一般文芸学校となった。1476年にはアラゴン王フアン2世からも一般文芸学校設置の認可を受け、この学校は文芸の学位(Bachiller)を与えた。1542年9月10日には完全な学位(Licenciado、Doctor en Facultad)を与える大学として認可され、形式的には1542年を大学の創設年としているが、実際に大学としての機能が備わったのは1583年のことである。1586年には初めて自前の建物を建設した。