サニディン[1](英: sanidine)は、鉱物(ケイ酸塩鉱物)の一種。長石グループの鉱物で、高温で形成された単斜晶系のアルカリ長石。ガラス光沢の様子から玻璃長石(はりちょうせき)ともいう。
化学組成は (K,Na)AlSi3O8。中温~低温で形成された正長石や微斜長石に比べて、Naをやや多く含む。Naをより多く含むのは、三斜晶系のアノーソクレース。
流紋岩や粗面岩などの酸性火山岩に斑晶として産する。変成岩に含まれることもある。
アノーソクレースとともに、青色の閃光を放つものはムーンストーン(月長石)という宝石になる。
脚注
- ^ 文部省編 『学術用語集 地学編』 日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2。(J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター)
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参考文献
外部リンク