コメディドラマ (英: comedy-dramaあるいはdramedy) は、喜劇や悲喜劇の要素をもつユーモアに重点をおいた現代的ドラマ番組や映画のジャンルの一つである[1][2]。観客に笑いを提供することを目的として制作される。本項では主にテレビ番組、ラジオ番組、インターネット番組等として放映されるものについて解説する。
特徴
ユーモアの要素を際立たせるために、録音笑い、コミックリリーフなどの技法が使用されることがある。
録音笑い
1950年代のテレビ登場とともに、アメリカで初めてコメディドラマが作成された。当時のドラマは、観客のいる舞台で演じられるものであったため、自然と観客の笑いが入っていた。また、舞台撮影時に、いわゆる「笑い屋」の女性を配置し、観客がリアルタイムで笑っている臨場感を高めて視聴者の笑いを誘発する手法もとられていた。その後、撮影場所が舞台からスタジオ撮影にシフトするとともに、臨場感を出すために、コメディ作品にあえて観客の笑い声の録音音声を重ねる録音笑いの手法がとられるようになった。
コミックリリーフ
深刻なストーリーのなかに、あえて滑稽な登場人物を登場させ笑いの要素を引き立てるコミックリリーフの手法もみられる。
賞
とくに評価の高いコメディ作品に授与される賞。日本ではコメディ部門のドラマに特に与えられる賞は見られない。
関連ジャンル
関連項目
出典
参考図書
- ロバート・チャルディーニ「影響力の武器」(weapons of influence)