クンラブット・ビチットサーン(英: Kunlavut Vitidsarn、タイ語: กุลวุฒิ วิทิตศานต์、2001年5月11日 - )は、タイの男子バドミントン選手[1]。世界ジュニア選手権男子シングルスで史上初の3連覇者[2]。2023年に世界選手権の男子シングルスで、タイ人初となる優勝を達成した。2024年パリオリンピックの男子シングルス銀メダリスト。タイ人史上初の五輪バドミントン競技のメダリスト。
同世代に奈良岡功大やラクシャ・セン、ブライアン・ヤンなどの天才選手を多く揃えるが、その中でも世界ジュニア3連覇を果たすなど、この黄金世代と呼ばれる世代を牽引してきた。
経歴
ジュニア時代には、男子シングルスで世界ジュニア選手権を3度優勝しており、これは男子シングルスとしては歴史上初の快挙であった[2]。
2021年のBWFワールドツアーファイナルズでは、準決勝でBWF世界ランキング2位のリー・ジージャを破り決勝に進出するが、決勝で世界ランキング1位のビクター・アクセルセンに敗れ準優勝となった。
2022年、世界バドミントン選手権では、2度目の出場にして決勝まで駒を進めるが、決勝でビクター・アクセルセンに21-5、21-16でストレートで敗れ準優勝となった。
2023年、インドオープンの決勝にて世界王者ビクター・アクセルセンと対決し、22-20、10-21、21-12とフルセットまでもつれた激闘の末に優勝を飾った[3]。
概要
成績
世界選手権
BWFワールドツアー
世界ジュニア選手権
脚注
外部リンク