オルブラモヴィツェ~セドルチャニ線(チェコ語: Železniční trať Olbramovice–Sedlčany)は、チェコ国鉄の鉄道線の名称である。路線番号は223。
1871年、皇帝フランツヨーゼフ鉄道により、ベネショフ - オルブラモヴィツェ間が開業した。その後帝立王立国有鉄道に移管され、1894年にオルブラモヴィツェ - セドルチャニ間が開業した。2022年以前は、オルブラモヴィツェ以北の路線番号が220であった。
運行形態
快速「スピェシニー(Sp)」
- サーザヴァ号: プラハ - ベネショフ - オルブラモヴィツェ - ターボル 【平日運行】
- 平日のみ、一日1.5往復の運行。ベネショフ以北は221号線に、オルブラモヴィツェ以南は220号線に直通する。
- 過去の運行形態
- 2015年12月に運行を開始した。土曜日の運行で、ターボル発プラハ行が片道1本運行していた。
- 2018年末以降、平日のみ、一日1.5往復の運行となった。
普通
- ベネショフ - オルブラモヴィツェ - セドルチャニ
- 概ね2時間に1本の運行。多くの便は、オルブラモヴィツェで、220号線プラハ方面特急と接続する。
- 過去の運行形態
- 2018年以前は、オルブラモヴィツェ - セドルチャニ間の運行であった。ベネショフへの直通は北行片道1本のみであり、他に220号線との直通でヘルジマニチキ→オルブラモヴィツェ→セドルチャニの系統が片道1本運行していた。
- 2018年末に、平日朝のセドルチャニ行片道1本のみ、オルブラモヴィツェ→シチェトコヴィツェ間ノンストップで運行する様になった。また、ベネショフへの直通便、220号線との直通便とも一日1.5往復に増発された。
- 2021年末に、全列車各駅停車に戻った。
- 2023年度に、全列車ベネショフまで直通する様になった他、220号線のヴォチツェ方面への直通は休止となった。
- ベネショフ - オルブラモヴィツェ - ヴォチツェ / ターボル
- 一日あたり1往復の運行。
- 2022年以前は2時間に1本の運行であったが、2023年に大部分がセドルチャニ発着便に置き換えられた。
臨時列車
- セドルチャニ町記念日号: プラハ・ブラニーク - オルブラモヴィツェ - セドルチャニ 【秋に年1日運行】
- 蒸気機関車。一日1往復(シチェトコヴィツェ - セドルチャニ間は2往復)運行する。オルブラモヴィツェ以北は、220号線に直通する。途中、ヤノヴィツェ、シチェトコヴィツェに停車する。2019年運行。
駅一覧
以下では、チェコ国鉄223号線の駅と営業キロ、停車列車、接続路線などを一覧表で示す。特急以上については220号線のページを参照。