エルランド・フォン・コック(アーランド・フォン・コック、Erland von Koch、1910年4月26日 - 2009年1月31日)はスウェーデンの作曲家。
ストックホルム出身。父のシグルド(シーグド、Sigurd von Koch)も作曲家。1931年から1935年までストックホルム音楽大学で学び、合唱指揮者・オルガン奏者となった。1936年から1938年までフランスとドイツに留学し、作曲をパウル・ヘッファー(Paul Höffer)に、指揮をクレメンス・クラウスに、ピアノをクラウディオ・アラウに師事した。1939年から1945年までカール・ヴォールファート音楽学校(Karl Wohlfarts musikskola)の教壇に立ち、その間ラジオ放送の音響技術者・合唱指揮者として活動した。1953年からストックホルム音楽大学の講師となり、1968年には教授となった。また1957年にはスウェーデン王立音楽アカデミーのメンバーとなった。作品には5つの交響曲、12のスカンジナビア舞曲、オペラ、5つのバレエなどがある。
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