この枠組みは1677年に海軍本部の長であったサミュエル・ピープスの手により「重要かつ普遍的で普遍の("solemn, universal and unalterable")」分類に改定された。艦の等級は軍事、行政上有用なものだった。砲の数と口径が乗員の数を決め、それゆえ人件費や補給などの経費をも決めるからである。また艦が戦列に参加できるかどうかの判断材料にもなった。ピープスの分類法は1714年、1721年、1760年、1782年、1801年、そして1817年に改定された。最後のものはそれまで除外されていたカロネードの門数を計算に含めるという重要な変更である。おおむね各等級の搭載数は段々増加する傾向にあった。例えば最初90-100門と定められた1等艦は1801年に100-120門に、6等艦は4-18門から20-28門にまで増加していた。さらに1714年以降は20門未満の艦は等級制度から除外された。
1817年2月に等級制度は変更された[1]。
海軍本部委員会(Board of Admiralty)から摂政皇太子への勧告が1816年11月25日付で行われ、新等級のための枢密院勅令が1817年2月に出された。1817年2月から、すべてのカロネードが等級計算のための砲の数に含まれるようになった。それまでは、上述のように既存砲を置き換えた場合(例えばスループやポスト・シップの上甲板に設置されて主砲列を構成していた場合)にのみカロネードを計算に含めていた。
脚注
^Winfield, Rif, British Warships in the Age of Sail: 1793–1817, (2nd edition) Barnsley (2008). ISBN978-1-84415-717-4
Military Heritage did a feature on frigates and included the British Rating System (John D. Gresham, Military Heritage, February 2002, Volume 3, No.4, pp. 12 to 17 and p. 87).
Rodger, N.A.M. The Command of the Ocean, a Naval History of Britain 1649-1815, London (2004). ISBN 0-713-99411-8
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