リヒターの業績は化学に定量的な手法を導入したことである。1772年に酸化マグネシウムを中和するのに必要な硫酸の量の比率が一定であることを示した。リヒターの結果はDer Stochiometrie oder Messkunst chemischer Elemente ('化学量または化学物質の測定技術’:1792-1794)、Fiber die neueren Gegenstnde in der Chemie (1792-1802)などに発表された。ジョゼフ・プルーストが定比例の法則をしめすのは1790年代の後半である。