アリ・ブムニジェル(アラビア語: علي بومنيجل, Ali Boumnijel, 1966年4月13日 - )は、チュニジアの元サッカー選手。ポジションはゴールキーパー。2006年ワールドカップドイツ大会における最年長選手であり、唯一の40歳代の選手であった。
プロフィール
ブムニジェルは当初、控えのゴールキーパーであったため代表デビューした1991年以降、出場機会に恵まれなかった。ワールドカップは1998年大会にはメンバー入りはしたものの出場機会が無く、2002年大会も当初は控えだったものの大会直前に正GKであったショクリ・エル・ウアエルが現役を引退し、ブムニジェルが急遽正GKとして6月5日のロシア戦(神戸ウイングスタジアム、0対2の敗戦)、6月10日のベルギー戦(大分スポーツ公園総合競技場、1対1の引き分け)、6月14日の日本戦(長居陸上競技場、0対2の敗戦)に出場した。2002年ワールドカップ以降、チュニジアの正GKとして活躍する。2004年アフリカネーションズカップの優勝メンバーのひとりであった。
2006年6月14日のワールドカップドイツ大会でのサウジアラビア戦(アリアンツ・アレナ、2対2の引き分け)で40歳62日でフル出場し、ワールドカップ史上5番目の高齢でプレーした選手となった。ちなみにワールドカップ史上最年長出場選手は2018年大会でのエジプトのゴールキーパー、エサム・エル=ハダリで、45歳161日。
所属クラブ