ふつつかな悪女ではございますが
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ジャンル
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中華ファンタジー[1]
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小説:ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜
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著者
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中村颯希
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イラスト
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ゆき哉
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出版社
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一迅社
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掲載サイト
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小説家になろう
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レーベル
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一迅社ノベルス
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刊行期間
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2020年12月28日 -
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巻数
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既刊9巻(2024年10月現在)
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漫画:ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜
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原作・原案など
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中村颯希(原作) ゆき哉(キャラクター原案)
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作画
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尾羊英
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出版社
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一迅社
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掲載サイト
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月刊コミックZERO-SUM
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レーベル
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ZERO-SUM COMICS
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発表号
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2021年1月号 -
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巻数
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既刊7巻(2024年6月現在)
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テンプレート - ノート
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プロジェクト
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ライトノベル・漫画
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ポータル
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文学・漫画
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『ふつつかな悪女ではございますが』(ふつつかなあくじょではございますが)は、中村颯希による日本のライトノベル。イラストはゆき哉が担当している。「小説家になろう」にて連載され、書籍版が一迅社ノベルス(一迅社)より『ふつつかな悪女ではございますが 〜雛宮蝶鼠とりかえ伝〜』のタイトルで2020年12月から刊行されている。略称は「ふつつかな悪女」[2]。2024年6月時点で電子版を含めたシリーズ累計部数は300万部を突破している[3]。
『月刊コミックZERO-SUM』(一迅社)にて尾羊英によるコミカライズ版が2021年2月号から連載されている[4]。「次にくるマンガ大賞2022」コミックス部門では7位を獲得している[5]。
あらすじ
詠国の後宮には五つの名家のみから婚姻前の女性(「雛女(ひめ)」と呼ばれる)を集め、次世代の妃を育成するための「雛宮」と呼ばれる場所が存在している。五家の一つ「黄家」の雛女・黄玲琳は美しい見た目と優しさから「殿下の胡蝶」と呼ばれ、次期皇后は確実と言われていた。一方、五家の一つ「朱家」の雛女・朱慧月は「雛宮のどぶネズミ」と呼ばれ、宮中の人々から嫌われていた。慧月は誰からも愛される玲琳を妬み、数百年ぶりに箒星が流れた夜に慧月が道術を使用したことで、二人の身体は入れ替わってしまう。
登場人物
- 黄玲琳(こう れいりん)
- 美しい見た目を持ち、誰からも愛されるため、「殿下の胡蝶」と呼ばれる黄家の雛女[6]。病弱なため伏せりがちである[7]。
- 原作小説第8巻刊行を記念した[8]キャラクター人気投票では2位を獲得している[9]。
- 朱慧月(しゅ げいけつ)
- 周囲から嫌われ「鄒宮のどぶネズミ」と呼ばれる朱家の雛女[7]。周囲から愛される玲琳を妬んでいる。
- 上述のキャラクター人気投票では1位を獲得している[9]。
- 詠堯明(えい ぎょうめい)
- 皇太子かつ玲琳の従兄妹[7]。
- 辰宇(しんう)
- 後宮の風紀を取り締まる鷲官長で[7]。
- 上述のキャラクター人気投票では4位を獲得している[9]。
- 黄冬雪(こう とうせつ)
- 玲琳に仕える筆頭女官[7]。
- 莉莉(りーりー)
- 慧月に仕える下級女官[7]。
- 上述のキャラクター人気投票では5位を獲得している[9]。
- 黄景行(こう けいこう)
- 黄家の長男かつ玲琳の兄で武官を務める[7]。
- 黄景彰(こう けいしょう)
- 黄家の次男かつ玲琳の兄で武官を務める[7]。
- 上述のキャラクター人気投票では3位を獲得している[9]。
- 黄絹秀(こう けんしゅう)
- 皇后かつ玲琳の叔母[7]。
評価
ダ・ヴィンチWebのayanは本作のコミカライズを読み、本作は「入れ替わりモノ」ではあるが「妬みや憎しみといった人間らしい感情」がしっかりと描写されており、それがストーリーに深みを与えていると評している。またayanは、元々病弱で健気なヒロインが実は鋼のメンタル持ちという点が面白かったと述べている[6]。
『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』などでアニメーション監督を務めた井上圭介は本作の一番の魅力は「玲琳のキャラクター」であるとしており、慧月との入れ替わり後もめげることなく前向きに生きる彼女の姿に惚れてしまったと述べている。また、悪役にも共感できる部分があるとしており、ストーリーが進むにつれて慧月が段々と可愛く見えるようになってきたと述べている[7]。
既刊一覧
小説
漫画
脚注
外部リンク