ずぼら(ズボラ)はだらしないことを意味する単語である[1]。ズボラな人は「ズボラ民」とも言う。
1987年4月、労働基準法の改正により法定労働時間が短縮され世間では時短が叫ばれるようになった[2]が、同年10月には「ずぼら」と名前の付く時短料理本『賢い女性 うまいものずぼらクッキング』(結城貢)が登場している[3]。
また2010年代には食漫画誌「思い出食堂」を初めとしてコンビニコミックを中心に食漫画がブームとなり[4]、テレビでも2012年冬に食漫画「孤独のグルメ」がドラマ化され、同年秋にはその女版であり[5]「ズボラ飯」をテーマとする女性漫画『花のズボラ飯』がドラマ化された[6]。
YouTubeの登場後は「てぬキッチン」や「リュウジ」のような時短レシピを紹介する料理系YouTuberが登場し[7][8]、それらYouTuberの時短系レシピ本は「料理レシピ本大賞 in Japan」でも大賞を取っている[9][10]。
しかしながら前述のリュウジによればズボラ飯に対する批判も根強く残っているとされる[11]。
なお限界飯については限界#俗語における「限界」を参照。
ズボラ女子はズボラな女性のことである。ズボラ女子は面倒くさがりなどの特徴があるものの、ズボラでもモテる女子は居ると言われている[12][13]。
またYouTube上では「丁寧な暮らし」の逆の「丁寧じゃない暮らし」(ズボラな生活)の主婦をテーマとした「丁寧じゃない暮らし。もも子」チャンネルが登場して人気となった[14][15]。
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