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この項目では、お笑い芸人について説明しています。株式会社のコマツについては「小松製作所」を、その他の小松については「小松」をご覧ください。 |
こまつ(1984年3月30日 - )は、日本のミュージシャン、クリエイター、元芸人。本名、小松 利暢(こまつ としのぶ)。
兵庫県三木市出身。身長160cm、体重48kg。神戸弘陵学園高等学校卒業。2022年までニュースタッフプロダクション所属。
履歴
高校卒業後、歌で活動するべく上京[1]。 知人の家や公園などで寝泊まりしながら、「何の環境も才能もない人間がどこまで大きくなれるか証明すること」を信念にストリートライブなどの音楽活動を始める。
この頃、右手でトランペット、左手でキーボードのテクニックや、キーボードの右手と左手で別の曲を弾く、いわゆる「同時演奏」を開発した。
2002年にユニット「クレッシェンド」を結成。同時演奏を一旦休止し、作詞、作曲、アレンジなどを手がけるようになり、数多くのライブ活動を行う。
2005年に同ユニットが解散すると、本格的にトランペット&キーボードでの活動を再開するかたわら、引き続き作曲やアレンジも手がけ、アーティスト色を強める。
転機は2006年。かねてより音楽仲間で友達関係にあった芸能事務所の社長に「お笑いの世界とかどうよ?」と誘われ、悩んだあげく「エンターテイナー芸人こまつ」としてニュースタッフエージェンシーに所属し、トランペット&キーボードで東京キャラクターズバトル セミグランプリ賞を受賞。
2007年からは情報バラエティ番組『くちコミ☆ジョニー!』に一般人出場者として参加し、その類稀な演奏技術から後に事実上のレギュラー出演者として扱われるなど注目を浴びる。
また、同年から放送を開始したお笑いネタ番組『爆笑レッドカーペット』[2]へも出演し、一気にお茶の間にも知れ渡ることとなった。
それ以降は「芸人」の肩書きでの活動が目立つが、本人は今でも基本的にはミュージシャン・作曲家であると思っているという。
2013年3月、インストゥルメンタルバンドのHMCBANDを結成。
2016年1月、『芸能界特技王決定戦 TEPPEN 2016』ピアノ部門にて松井咲子を破り優勝。
2021年10月、オンラインゲーム「マビノギ」16周年記念イベント「マビノギパーティ2021オンライン」にて、自身のバンドであるHMCBANDで出演。
同作品の楽曲をアレンジして演奏している。
ネタ
主にキーボードでゲームのBGMや、映画・アニメ・ドラマなどの曲を合成したオリジナルソングを演奏する。
お笑い芸人としての活動時もトランペット&キーボードを披露することもある。
本人曰く「耳コピの鬼」であり、ネタ作りは楽譜を見て楽曲を覚えるよりも耳コピの方が早いとしている。
これは独学でピアノを始めた頃、お金がなくて楽譜が買えず、ひたすら聞いて練習したためである。
またピアノ演奏のバックボーンも、幼少の頃ピアノ教室に数回習いに行っただけで止めているため、ほぼ独学である[1][3]。
なお、演奏用の楽器を含め個人的に所有している機材全体の費用は約200万円、トランペットだけでも約40万円かかったとのことである。
このうち、キーボードはオークションで5000円で手に入れたものである[1]。
最も得意な楽曲はルパン三世。コラボミュージックも得意としており、松任谷由実の楽曲とアニソンをミックスさせた時は清水ミチコが大絶賛している程。
こうした芸のため、のちにネクソンジャパンのオンラインRPG『アトランティカ』とのタイアップで同作のBGMの作曲を担当し、またTVCMにも出演している[4]。
現在では舞台・ミュージカル音楽からアイドル楽曲まで幅広く楽曲提供をしている。
人物
- 公式サイトでは『身長160cm』となっているが、実際の身長はこれより低いようで、実際の身長は155cmほどである。
- 趣味はジョギング、一人ツッコミ。特技は生け花とドラム。
- 幼少期より借金での家の差し押さえやホームレス生活を経験するなど、相当な苦労人[5]。
- 元々黒髪の坊主頭がトレードマークであったが、のちに羞恥心への憧れから一部黒髪を残してアシンメトリーに染めた髪形になっている。
- 2013年11月7日に出演した『アウト×デラックス』にて、ゲイであることを公表した。放映(出演部分の終了)直後に更新したブログで、公表に至った心境などを明かしている[6]。
主な出演作品
テレビ
ラジオ
CM
DVD
CD
脚注
外部リンク