いて座ω星(いてざオメガせい、ω Sagittarii, 略称ω Sgr)は、いて座の恒星で5等星。同じいて座にあるオメガ星雲 (M17、NGC6618) とは名前が似ているだけで異なる天体である。
名称
固有名のTerebellumは、古いラテン語で「四辺形」を意味する言葉に由来する[5]。これは元々ω星、A星、b星、c星の4つの星で構成される小さな四辺形のことを指しており、トレミーのアルマゲストにもτετράπλευρονという名前で記載されている[5]。2017年9月5日、国際天文学連合の恒星の命名に関するワーキンググループ (Working Group on Star Names, WGSN) は、いて座ω星Aの固有名として、Terebellum を正式に承認した[2]。
脚注
注釈
- ^ a b パーセクは1 ÷ 年周視差(秒)より計算、光年は1÷年周視差(秒)×3.2615638より計算
- ^ 視等級 + 5 + 5×log(年周視差(秒))より計算。小数第1位まで表記
出典
外部リンク